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  • 屋久島クジラ&イルカ研究所

1月27日(観察51日目)

更新日:2023年3月27日


1月27日(観察51日目)

北西強風

最高気温13℃

最低気温9℃

クジラ出現頭数 11頭 7群(出現頭数合計 222頭 119群)(親子 19群)


今朝は、強風の中の観察。

遠くでは、クジラ達はどこのポイントでもブリーチをしている。

西のポイントでの風の強さは・・・

特に強風で、何度も転びそうになった・・・そして寒い・・・

遠くで、2頭が同時ブリーチ!!すごい!!

頭は、岸の方に向いている。

こちらにくるのかな?

とりあえず30分強風と雨の中・・・待つことに・・・




私達が、このヤクシマ・クジラ&イルカ研究所を始めたのは、

クジラ達が、いつまでも今のまま屋久島で

ゆっくりしてもらいたいという気持ちで始めました。

彼らがいる事は、とても豊かなことです。

彼らがいると海も豊かになり、全ては人間に返ってきます。

そして彼らに出会うと人間も皆元気になっています。

こんな大きな生物がそれも岸近くに休んでいる島、屋久島。

なかなか世界ではないと思います。

それも船も少なく、静かで安心できるからだと・・・

彼らを7年間調査していて確信しました。

だから私達の夢は、今と変わらずクジラ達やイルカ達が

ゆったりしている姿が、たくさん見られたらと心から願っています。

この寒さの中、そんな事をイメージしていたら・・・

なんといきなり目の前に大きなクジラが現れました!!

それも岸から数メートル!!しかも波がすごく高いのに!!

動じないクジラ!!すごい!!

ずっと見ていたのに、どこから現れたのか??

クジラが、ワープしたのか??

それも親子でゆったり休んでいる。





今度は、イルカの大群がたくさんやってきた。

その子クジラが、イルカに挨拶しているように見えた。

雨が降っていたのに太陽の光がたくさん入ってきた。

なんという光景!!

クジラ達と、たくさんのイルカ達。

なんて美しいのだろう・・・涙がでました。

イルカ達、クジラ達も私達の気持ちをわかっているような出来事でした。


隣のポイントへ行ったら、もうその親子の姿はなく・・・

また戻ったら今度は遠くで赤ちゃんと、お母さんクジラがジャンプしていました。

可愛い。

そのあとは、東でKAYOが遠くに薄いブローのクジラを見つけていました。


今日は、寒い寒い調査の中でしたが、自分が願っていたイメージが

目の前に現れて感動してたくさん涙した日でした。


ありがとう!クジラさん!イルカさん!地球・・・

生かされていることに感謝します。



今日もありがとうございました。




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