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屋久島クジラ&イルカ研究所

4月16日(観察118日目)

更新日:2021年5月19日


4月16日(観察118日目)

クジラ5頭(クジラ出現数776頭)

曇りのち雨

風 南

波 凪


今朝も平内からスタートしたら、沖で2頭がすごいスピードで西へ移動。

そして、中間沖では1頭がジャンプ。すごいしぶき!!

すごいスピードで西へ向かった2頭のうち1頭が、

横飛びジャンプ。

「hey!NAO hooya」とでも言っているような感じでジャンプ!

体が、すべて出ていてめちゃくちゃかっこよかった。

こちらが、1人岸から見ていることを知っていると、

クジラ達がこちらに合図を送っていることを認識しました。

クジラ達は、尾之間にて休憩をしてから

種子島の南へ向かっていきました。

気を付けてね。

また、来年会いましょう!!大好きだよ。


ここで友人から伝えてもらった話です。

友人は屋久島生まれで、彼女のおじいちゃんは、

90歳で中間という集落に住んでいる漁師さんでした。

先日、おじいちゃんが昔話をしていたそうです。

「クジラは、昔からいた。彼らは悪さをしない。

 ただただそこにいた。」と、話していたそうです。

私も思います。

実は、クジラは昔から屋久島を通り道として通っていた。

人間は、海を見ないし観察者がいなかったから誰も気が付かなっかったのだと。

高齢者の漁師さんに聞くと、必ずクジラは昔からいたと話します。


そして、ひとつ嬉しいことが・・・

友人が、知らないおじさん達が海を見ていたので、

「何をしているんですか?」と聞いたら、

「クジラを探しているんだよ。」と!!

そして、友人が「えっ!!昔からみているんですか?」と、聞くと・・・

おじさんは、「いや~~今年から始めたんだよ。」と話したそうです。

友人は興奮気味で、

「クジラを見る人が拡がっているね!おじいちゃんまですごいよ!」と、

話していました。


その話を聞いて嬉しかったです。

みんな海を見て、あの美しいクジラを見れば人生変わる。

海を見る人の目線も変わるし、あんな美しいクジラに

岸から会えた日なんかは、人間のちっぽけさを思い

自然の大切さを感じる。


クジラさんすごいよ!!

本当にありがとう!!




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