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  • 屋久島クジラ&イルカ研究所

3月10日(観察90日目)


3月10日(観察90日目)

クジラ出現頭数 5頭(2頭/1頭/2頭)

(出現頭数合計 509頭 286群)

曇り時々晴れ

風 南東の風

波 1m

小潮

満潮 10時56分

干潮 5時3分・18時26分


今朝も早朝カヤック、7時に出航。

めちゃくちゃくちゃ気持ちいい。

朝日も最高!

マイクを水中に垂らす・・・

最初、大きな声で歌っていたクジラさんがすぐ歌をやめる。

辺りを見渡すと・・・ちょうど船が通過していった。

ゆっくりな速度だったが、音がすごい!

そして船が戻っていくと・・・

クジラ達の声は小さかったのが、船が去っていくと、

だんだんクジラ達の声は大きくなっていった。

『船が通るとクジラ達は歌うのをやめるか、小さくなる』と、

以前に読んだ論文に書いてあった。

それはそうだよね。

無駄なエネルギーは使いたくないものね。

船が去ってから歌いたいよね。

そしてそのあと、クジラ達は大盛り上がり!!(笑)

海域が広く表す声もあり、そのフレーズに癒されました。

どこまでもエコーしていく。

そして低い声のヨーガの『オーム』の

マントラまで聞こえてきた。

マジ⁉って思ったが・・・

そういえばジャックマイヨールは、海深く潜ると、

オームのマントラが聞こえてきたって、前に何かで聞いた。

すべてがひとつというサンスクリット語。

宇宙を感じた歌声でした。

今回も1時間録音しました。

さすがに、風も強くなってきたので戻ることに・・・

後半に聞こえた歌声は、小さな声だったのが、

どんどん大きくなって聞こえていた。

近寄ってきていたのか?

私達は、急いで岬にいってみたら、来た~~

2頭、やっぱり西からやってきた!

もう1頭東の方にも見つけ・・・

あの子が近くで歌っていたのかな?

そして、さらに2頭東からやってきた。

面白いね~歌声でこちらへやってくるのがわかる。

大興奮でした。

だって、歌声が最初小さかったのが、どんどん大きくなっていったから・・・

ほとんどの屋久島へやってきているクジラのフレーズは決まっている。

途中で新しいフレーズも入って来るが、だいたい同じ。

夏にでもずっと聞いて解読してみたい。

とりあえず毎日毎日聞いて寝ている。

友人達に聞かせると泣いたりグランディングしたりして自分に戻っている。

今、外側の世界が騒がしいから、クジラの声を聞くと、

一瞬で自分に戻る。

インターステラーの映画を思い出した。

宇宙飛行士が宇宙に出て怖くなり、地球の虫の声や

波の音をウオークマンで聞いて安心する。

地に足がつくんだよね。

クジラの声は魔法だ。

みんなクジラに救われている。


今日もありがとうございました。





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