12月23日(観察17日目)
晴れ
北北西の風
クジラ出現頭数 6頭4群 親子1群
イルカ出現頭数 20頭
(クジラ出現頭数合計 25頭13群 親子3群)
前日に親子を見たため、東の海へ行ってみたら、
なんと1頭のシングルがいました。
そして、ミズギナドリとイルカたちの群れ。
クジラの付近でみんな狩りをしていました。
クジラは、15分おきに休んでいる様子。
ザトウクジラはここでは食べません。
北極やカムチャッカで、ごはんを食べるため、
ここでは断食していると言われています。
1頭のシングルがいなくなったら、
岸付近にNAOを目指して親子がやってきた!!!!
イルカかと思って見ていたら、赤ちゃん。
赤ちゃんといっても、体長4メートルぐらい。
めちゃくちゃかわいい。
岸ギリギリNAOの前を通り過ぎ、
湾付近でジャンプ!
ジャンプの練習、かわいい。
お母さんは疲れているようだ。
それはそうだ!
きっとこの赤ちゃんは生まれて数週間しか経っていないと思う。
上手く潜れないため、5分おきに呼吸をしに水面に現れる。
母は10分おきに子供の様子を見ている感じだ。
これだと母は休めない。
人間と同じ。
屋久島の静かな海でゆっくり休んでほしい。
赤ちゃんは元気いっぱい!ブリーチをしている。
それもお母さんが水面にやってくると、
『お母さん大好き!生まれてきて最高にうれしい。
なんて毎日が楽しいの僕生まれてきてうれしい』と体で表現している。
見ていると、こちらも元気になってくる。
すごいかわいい。
魂が震えるほど嬉しい。
そのあとはどんどん東へ。
母の潮吹きの音もシャチのような特徴の声だった。
やっぱりクジラはみんな潮吹きも人間の声のように個性があるんだね。
いつかすべてのクジラの潮吹きの音を覚えていたいと思った。
そうしたら個体識別も確実にできる。
西でまたジャンプ!最高にかわいい。
遠く西の沖に行ったことを確認して
NAOとKAYOは、カヤックを港に置きにいった。
今年のソングも録れるのが楽しみだ!
戻って西の方に行ってみたら・・・
なんとあの親子が戻ってきた。
それもまた赤ちゃんが岸近くでブリーチ。
かわいい~
ずっと東に流れていたが・・・
また別に、二頭を東で発見。
赤ちゃんと、お母さんは、西へ岸沿いに移動。
そのあとまた南に、KAYOが、1頭発見。
テールスラップしていた。
今日は久しぶりに初クジラが6頭きた。
どんどん来ている。
うれしいよ。
ありがとうございます。