
12月22日(観察15日目)
クジラ出現頭数 2頭(出現頭数合計 18頭 9群)
雨のち晴れ
風 北西の風後、北東の風
波 1m
中潮
満潮 9時15分・20時11分
干潮 2時32分・14時51分
冬至の朝。朝日も昇らず真っ暗だった。
灰色の海、暖かい風、海は凪ていた。
東へ行ったが、クジラはいなかったので南へ。
そこのポイントは、15分ぐらい森を歩く。
「私の声をいつも聞いてくれて。大好きだよ~」と、植物たちに話した。
森から出ると、いきなりブロー!!!大きな潮吹き!!!
応えるようにクジラ達がいた。
そして、私の目の前にいたハヤブサ。
ハヤブサと、クジラ達のコンビがまるで絵本のようだった。
泣ける~~~
そしていきなり太陽が雲の隙間から現れ、そして虹まで!
ヤバい!虹とクジラ!!!
すごい!!!
クジラは、どんどん沖へゆっくり移動していった。
よく見たら親子!この背びれの形は見覚えがある!
なんと2日前に見たクジラ達だった。
間違いない。彼らは東へ向かったのが最後だったが・・・
今度は、西へ。まだ生まれて間もないようにも見える。
屋久島に、これからずっといるのか?
トカラの方へ移動していった。
美しい絵本の中のような光景が現実におきていること。
彼らの声が聞こえた。
「すべては大丈夫だよ。」
私は、安堵に包まれた。
本当に幸せすぎる。
今日もありがとうございました。
