1月30日(観察55日目)
曇り
北東の風 たまに少し強く
凪
最高気温10~15度
クジラ出現頭数 10頭 10群(出現頭数合計 188頭 120群 親子12群)
今朝は美しい朝焼けに感動。
太陽が水平線から現れた。
今日はクジラ調査カヤックの海チェック。
岸から見てクジラはいなかったけど、今日は出航決定!
今日は友人へのバースデープレゼントでカヤック調査ツアー
早速クジラのソングを聞いてみる。
なんと近い! 岸から見て、クジラはいなかったのに・・・
こっちに向かっている!聞こえてくるソングがすごい大きい!
早速、KAYOがブローを見つけた。
だけどそのあとはまったくブローは見えず・・・
鳥がたくさん集まっている所をみつけた。
もしかしたらクジラかイルカ?
そうしたらなんと大きなブロー!やっぱりあれはクジラ!
そうしたらジャンプ!すごい!!!
どんどん西に流されていくので東へ漕いでいった。
同じ場所をずっと漕いでる時もあった。
こんなときを潮をぬけるようにする。
ここはやっぱり流れが速いな。
また東に行ってみたら、
クジラたちがどんどん近寄ってくる。
途中、人間より大きな頭の亀をみた!
大きい!ここの長老だ!
クジラがどんどん近くになる。
小さい背びれ!子供だ!
そうしたらすごい数のイルカがいる。
2頭だけ大きな背びれ!
シャチのような背びれだ!ゴンドウとマイルカが一緒にいる!
そこにクジラの子供は仰向けになって手を振っている。
ペックスラップ!なんとイルカとクジラが一緒に遊んでいる。
クジラは、2頭いる!合計3頭!
あちらからどんどん近くにやってきた。
そしてイルカの30頭ぐらいの群れが海で静止していて、
私達をみているようだった。
そのあとまたクジラと遊ぶ。
クジラもイルカもすごいリラックスしていた。
私たちの前でもリラックスしていたことが嬉しかった。
遠くにいる友人たちを呼んだ。
そうしたら、KAYOが『ブローの音が後ろからするんだけど!』と、
誰もクジラが後ろにいることに気づいていなかったようだ。
いきなり!ジャンプ!!!!
なんと50メートル後ろでブリーチ。
そのあとヘッドスラップ!それも私達に気づかっているのか、
ヘッドは岸に向かっていた!!
『ここだよ!』って言っているかのようだった。
最高に感動。
バースデーの友人も大喜びだった。
『おめでとうの至近距離ブリーチだね。』
クジラ達からのバースデー、そしてみんなにプレゼントだった。
それもあちらからやってきた。
カヤックに乗っていても、決して彼らを追いかけないスタンス。
クジラたちは、全てを分かっている。
心の通じる大きな哺乳類クジラさん。
本当に感謝だったよ。
そして大きいよ!
この海域は外洋のためかなり流れが激しいです。
岬が多く、岬付近はかなり流れています。
軽い気持ちで海に出るのは危険です。
私達もトレーニングを数年重ね、どこが流れやすいかなどわかるようになりました。
だから、誰でもいけるわけではないと思いました。
もし本当に海に出たい場合は、この海の知識がある人達と海へ出て下さい。
クジラ達は、屋久島で休んでいます。
なのでクジラを追いかけるのではなく、あちらからやってくるスタンス。
このスタンスを行うと、あちらからやってきたクジラ達には、
まったくストレスを与えない。
クジラ達が好きな時に来てくれる。
クジラ達と、心が通じるのです。
まさに共存の世界だと思いました。
夕方また調査へ。
5頭がゆっくり海で休んでいました。
本当にみんなゆったりリラックスしていました。
今日に感謝です。
ありがとうございます。
クジラさんきてくれてありがとう。
そしてバースデープレゼントツアーに協力してくれた
one drop Yakushimaに感謝です。
ありがとう。
みんなありがとう!最高!
こちら大切です!海は危険です!
ちなみにクジラがいる屋久島の南の外洋では、
岸もたくさんあり、流れがかなりあります。
風の動きも30分毎に変わります。
自分達だけで、カヤックでいくのは大変危険です。
私達もここを自分達でいけるようになったのは、
トレーニングをしたからです。
自分の経験から、ここの海がわかるようになりました。
海について質問がある場合は
この海のことをよくわかる経験豊富な
one drop Yakushimaに聞いてみてください。
お気楽にどうぞ
E-mail onedropyakushima@gmail.com
電話番号 070-9038-1081 (17時以降はお電話取れます)