2月7日(観察56日目)
クジラ19頭(クジラ出現数380頭)
晴れ
風 北西
波 2m
今日は、大きな群れが屋久島へやって来ました。
平内には、朝から7頭発見。
生まれたばかりの赤ちゃんがいたと思います。
本当に、可愛い。お母さんクジラと一緒に、船に気を付けながら東へ。
尾之間へ行くと、またすごい数のクジラ達。
しかし、見たことのない船がクジラ達を追いかけている。
ホエールウォッチング?クジラ達に申し訳ない気分でした。
船は、すごいスピードで近寄り、その為か・・・クジラ達は大興奮。
みんな沖へ向かって行ってしまった。
見ていて胸が苦しくなった。
船でクジラ達に近寄るのは、あまりお勧めしたくないのです。
クジラ達は、音でコミュニケーションをしている為、船が近寄ると嫌がります。
クジラにとって船の音は騒音です。
やはり、クジラ達にも負担のない岸からの観察が、一番いいです。
みんな動物に対する価値観はそれぞれですね。
クジラ達に近寄る場合は、もっと距離をあける。
例えば、200m以上。
エンジンはきる。
クジラの親子には近寄らない、嫌がっている時は、特にNGです。
(赤ちゃんクジラは、5~10分おきに呼吸するため早く泳げない)
クジラ達の前に現れたり、彼らの進路を遮らない。
後ろから距離をあけエンジンを止める。
クジラ達をただただ待つ。自分たちに興味をもってくれるクジラ達を待つ。
そうしたら素晴らしい繋がりになります。
カヤックで、クジラから近寄ってきてくれた体験をした時、本当に嬉しかったので・・・
クジラ達を追いかけまわしていたこの船は、
きっとクジラ達の事を全然知らないのだろうな。
クジラ達に、ごめんなさいでした。
クジラ達の為にも私達は、これから対策を考えないといけない。
屋久島に、クジラ達がずっと帰って来れるように・・・
人間と動物との調和。
人間同士の調和。
本当に、クジラ達からいろいろと学びがあります。
今度は、小島でテールスラップ。
手を振っている親子クジラが可愛い。
最後は、尾之間でずっと休んでいるクジラがいました。
今日は、ここでお泊りか?疲れているのかな?
ゆっくり疲れをとってね。おやすみなさい。
今日もありがとうございました。
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